ロシアのクレムリン報道局が14日に声明を発表し、メドべージェフ大統領が北大西洋条約機構(NATO)理事会に書簡を送り、NATOミサイル防衛(MD)に平等に参与するよう要求したことを明らかにしました。
声明はこの書簡の中の話を引用し、「NATOのMDは、ロシアが平等に参加する状況の下で、効果的に実行されるだろう」としています。このほかメドベージェフ大統領は、「NATOのMDがいかなる国をもターゲットとして配備してはならず、またロシアの核戦闘力を脅かしてはならない」としています。
去年11月20日に、NATO28の加盟国の代表やメドべージェフ大統領がリスボンで首脳会議を開き、NATOが進める欧州一体のMDにロシアも連携をめざしていくことで合意しました。しかし双方は具体的な内容については意見の一致に達しませんでした。(翻訳:ooeiei) 国際・交流へ
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