会員登録

 イスラエルとパレスチナとの衝突で170人が死傷

2011-05-16 14:51:09     cri    

 15日は第1回中東戦争(1948年5月15日)勃発の日で、パレスチナにとっては63回目の「ナクバの日」でもあります。この日、パレスチナの各大都市、ガザ地域、レバノン南部、それにシリアのゴラン高原などでは、パレスチナ人数千人がデモを行った際、イスラエル軍と衝突し、少なくとも10人が死亡、およそ160人が負傷しました。

 
 ガザ地区北部の山間地帯にあるイスラエルのエレズ検問所付近では、デモに参加した一部の若者が検問所に近づこうとした際、イスラエル軍の砲撃と銃撃を受け、1人が死亡、60人が負傷しました。
レバノンとイスラエルの国境地域では、イスラエル軍とパレスチナのデモ隊が衝突し、パレスチナ人61人が死傷しました。
 

 また、ゴラン高原にあるイスラエルとシリアの軍事隔離区付近では、イスラエル軍が隔離区を越えようとしたデモ隊に発砲し、4人が死亡、40人が負傷しました。


 以上のようなイスラエル側の行為をパレスチナやレバノンなどが強く非難しています。レバノン政府は当日、国連駐在事務所を通じて安保理に訴え出、「イスラエルはレバノンの主権を侵犯し、民間人に発砲した」と非難し、イスラエルに圧力を与えて民間人銃殺事件の責任を取らせるよう安保理に求めました。
国連のレバノン駐在調整官はこの日、関係方面が自制を保ち、安保理の関連決議を全面的に実施するよう呼びかけました。(翻訳:玉華) 国際・交流へ

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS