フランスを訪問中のイスラエルのネタニヤフ首相は5日パリで、「イスラエルとパレスチナとの和解は、交渉によって達するものであり、国連のいかなる強制的な命令は、和解に対しては効果はないだろう」と指摘しました。
ネタニヤフ首相はこの日、フランスのサルコジ大統領との会談のあと、「パレスチナは、イスラエルがユダヤ人の国であることをと承認すべきだ。パレスチナのファタハとハマスが協議に達することに反対する。パレスチナ国を樹立するハマスの目的は戦争を続け、イスラエルを崩すことにある」と述べました。
この前日、サルコジ大統領は記者会見で、「フランスは、パレスチナとイスラエルが、9月の国連総会開催までに和平交渉を再開することを希望する。もし、パレスチナとイスラエルの間の情勢が9月までに進展を見なければ、フランスはパレスチナ国の承認に責任を負う」と述べました。(翻訳:董燕華)国際・交流へ
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