中国外務省の姜瑜報道官は10日、北京で、「中国は六カ国とイランがいち早くイランの核問題をめぐる新しいラウンドの協議を再開し、実行可能な措置の採択により相互信頼を強めていくことを期待している」と語りました。

　姜瑜報道官は、「中国は一貫して、協議と対話でのイラン核問題の適切な解決を支持している。これからも引き続き各国とコミュニケーションを保っていく」と語りました。

　これに先立ち、イランのアハマディネジャド大統領は9日、「イラン問題に関する6カ国（米、英、仏、ロ、中、独）協議の再開を歓迎し、EU（欧州連合）による協議再開の提案にいち早く回答をし、六カ国がイスタンブールで開催予定の次回の対話の中で、核問題に関する最終協議案に達することができるよう期待する」と語りました。（翻訳：Yan、小野）