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 臥龍研究センター、パンダの野生化訓練規模を拡大

2011-04-29 16:50:22     cri    

 去年8月、野外化訓練をはじめた臥龍中国パンダ保護研究センターのジャイアント・パンダ「草草」親子は、今年2月、トレーニングエリアの移転に成功し、野外の環境にうまく適応しているようです。これを受け、臥龍センターでは今年、野外化訓練をするジャイアントパンダの頭数を拡大していくとしています。

 臥龍研究センターの副チーフエンジニアで、ジャイアントパンダ野生化トレーニングの責任者・黄炎さんが明らかにしたところでは、今年2月、草草親子は臥龍自然保護区核桃坪基地の第一トレーニングエリアを離れ、海抜が一層高く、面積が一層広く、環境が一層複雑になる2号エリアに順調に移転しました。これは、ジャイアントパンダが野生化生活に向けて一段と前進したことを意味するということです。

 「草草」親子は海抜が3000メートルあまりの2号トレーニングエリアで、野外生活をのびのびと楽しんでいます。黄炎さんはまた、「えさを与えることはすでに止めていて、研究者のパンダ生息地域への出入りも極力避けるようにした。ただ、モニタリングと保護はエリアに設置された百余りのカメラを通して実現している」と語りました。

 臥龍自然保護区核桃坪基地にはいま、6歳から20歳の妊娠中のパンダが全部で5頭いて、今後の予定として、これらのパンダが生まれ、その中から身体状況の良い赤ちゃんパンダ2頭を選んで、野生化訓練を始めていくということです。(翻訳:Yan)

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