NATO・北大西洋条約機構が25日、リビアのカダフィ大佐の住宅を空爆しました。これについて、アメリカとイギリスは26日共同声明を発表し、「NATOには、カダフィ氏の住宅を含むリビア政府軍の司令部を攻撃する権利がある」と述べた上で、軍事攻撃の範囲をさらに拡大していく考えを示しました。
しかし、対リビア作戦を指揮するチャールズ・ブシャード中将は26日、「空爆は個人に対するものではなく、リビア政府軍の指揮センターを破壊するためだ」と指摘しました。
同じ日、ロシアのプーチン首相はNATOの空爆を強く非難し、「NATOの行動はすでに安保理の関連決議に背いている」と語りました。(翻訳:Katsu チェック:大野)
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