NATO・北大西洋条約機構は21日、リビアの首都トリポリに対して引き続き空襲を行いました。これに対して、リビア軍当局は「空襲で民間人合わせて25人が死傷した」と発表しました。同時にカダフィ政権は「反対派支配下の東部地区に軍事顧問を派遣しないよう」西側諸国に警告を出しています。
今週に入ってから、反政府武装勢力とカダフィ部隊は、リビアの西部とチュニジアの国境地区で激戦を繰り広げています。リビア外務省は声明の中で「軍事顧問の派遣は、リビア内部の溝を深めるだけであり、国際社会はこの行為の深刻さを注視すべきだ。リビアの独立、主権と領土の保全は侵害されている」としています。
リビア国内の衝突に手を出そうとする西側諸国が日増しに増える中、リビア政府は21日「NATOが発動しようとする地上戦に備えて、民間人は武装し始めている」と明らかにしました。(朱丹陽)国際・交流へ
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