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 リビア反政府派、西側の軍事援助を獲得

2011-04-21 15:38:40     cri    

 イギリス政府が19日、経験のある軍事関係者をリビアのベンガジへ派遣することを表明した後、フランス、イタリアも20日、リビア反政府派に軍事援助を提供すると発表しました。

 フランスのサルコジ大統領は20日、同国を訪問中のリビア反政府派代表と会見した際、「フランスはリビア反政府派への援助を強化していく」と述べました。

 イタリアのラルッサ国防長官も20日、「イタリア士官10名を派遣して、リビア反政府派の武装訓練に協力する」と述べました。

 これに対して、アメリカのオバマ大統領は20日、「イギリス、フランス、イタリアの3カ国がリビアへ軍事関係者を派遣することを支持する」と表明しました。

 同日、国連のアモス事務次長は、「国連はできる限り早く行動を起こすつもりであり、早ければ今週末に救援作業グループをトリポリへ派遣し、人道的救援活動を展開する。また、国連は民間ルートを通じて人道的救援物資のリビアにおける運搬を保証できる。EU・欧州連合の武装部隊に保護を求めるつもりはない」と語りました。

 一方、西部の都市ミスラタでの、リビア軍と反政府派武装勢力の交戦は激化し、地元に滞在しているエジプト、スーダン、ナイジェリアなどの一般市民、およそ1200人が20日、パナマ籍のフェリーに乗ってミスラタを離れました。(翻訳:玉華)国際・交流へ  

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