国務院発展研究センターが25日、報告を発表し、今年、中国の国内総生産(GDP)は同期比9%の伸び率で増加し、貿易黒字は一層縮小してGDP2%相当の1400億ドルになると予測しています。
報告は、国内の物価上昇のピーク値とターニングポイントがまだ表れていない上、インフレ圧力が依然大きいとしており、また、国際市場において大口商品の価格が高騰したことなどから、中国の貿易条件が悪化しつつあることを懸念しています。今年、通年の輸入成長率は25%増加し、輸出の成長は2割前後になる見込みだということです。
なお、中国のもう1つのシンクタンクである中国社会科学院はこれに先立ち、2011年のGDP成長率は9.6%前後になると予測しています。(翻訳:ヒガシ) 暮らし・経済へ
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