中国社会科学院が20日に発表した『経済青書(2011年春季号) 』では、中国の今年のGDP・国内総生産の成長率は、去年より0.7%下がり、9.6%前後になると予測されています。
経済青書は、「2011年の中国経済にはまだ不確定要素が多いが、長期的に良い方向に向かっていることには変わりはない。インフレ対策の影響を考慮して、経済成長のスピードが落ちると予測したが、全体的には速い成長が持続し、インフレもコントロールされる見通しだ」と述べています。
このほか、「今年は第12次5ヵ年計画の始まりの年であり、今年の経済目標を実現し、経済成長の勢いを保つためには、経済成長の安定とインフレ抑制、経済構造調整を適切に連係させていかなければならない。マクロ調整では、当面、物価の安定とインフレ抑制を優先すべきだ」と指摘しています。(翻訳:鵬)暮らし・経済へ
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