日本が今月14日に2010年のGDP・国内総生産を発表しましたが、米ドル換算で、中国を下回る結果となり、世界ランキングで日本はアメリカと中国に次いで、世界3位となったことが分かりました。
この結果について国家統計局の馬建堂局長は、記者に対して「中国の国内総生産は引き続き拡大してるが、粗放的な発展方式や、一人当たりの所得が少ないなどの問題がある。この結果を冷静かつ客観的に受け止めるべきだ」と述べました。
GDPに比べて一人当たりのGDPという指標は、国の経済発展水準をよく表しています。国際通貨基金などの国際機関のデータによると、中国の一人当たりのGDPは世界ランキングで100位であり、1人1日の所得が1ドルという国連の基準に照らすと、中国にはまだ1億5000万人の貧困人口が存在するということです。(翻訳:任春生 チェッカー:吉野)暮らし・経済へ
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