中国人民銀行(中央銀行)の易綱副総裁は17日「国際通貨基金(IMF)は『ブリックス5ヶ国』のような新興国家の通貨を特別引出権・SDRのバスケットに組み入れるべきだ。これにより、世界経済の現状をより客観的に示すことができ、これは世界経済の安定にもプラスとなる」と述べました。
易綱副総裁はワシントンでIMFの春季会合に出席した際以上の述べたものです。専門家によりますと、SDRバスケット入りには2つの条件が要求されています。それは主要輸出国であることとその通貨が「自由利用」できることです。
易綱副総裁は「中国は主要な輸出国であり、人民元は自由に使用できる状態に非常に近い。自由に両替できる通貨だけがSDR通貨になれるということではない。中国はIMFの既存のルールを尊重しており、人民元のSDRバスケット入りの日は近いうちに来るだろう」と述べました。(翻訳:ZHL)
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