中国人民銀行は30日、「中国通貨政策執行報告」を発表し、「今年、中国人民銀行は健全な通貨政策を実施し、価格の全般的安定を最も重要な任務とする」と強調しています。

　この報告は「全般的に安定し、適切に調節され、構造を最適化させるという要求に基づき、政策の指向性、柔軟性と効率性を強化すると共に、経済の安定、かつ迅速な発展と経済構造の調整、及びインフレ予測との関係を進んで処理していく」としています。

　この報告は、また「貸付構造の最適化に力をいれ、金融機関の貸付をより多くの企業や経済機構、特に中小企業と『三農（農業、農村、農民）』などの分野へ投入していくよう導く。経済の発展方式の転換と経済構造の調整に対する金融業からの支持を強化する。また、利率の市場化改革と人民元為替レートの形成システム改革を推進し、金融市場の関連製品の革新を推し進めると共に、金融企業の改革を深めていく」としています。（翻訳：Katsu）

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