中国の陳徳銘商務相は28日、スイスで開催中の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で、「今後1年、或いは更に長期間にわたり、中国は市場の要請に応じて人民元を自由化するメカニズムを維持していく」と表明しました。
同じフォーラムに出席したインドネシアの初の華人長官であるマリ・エルカ・パンゲストゥ商業大臣は「隣国のマレーシアでは、マレーシア・リンギットと人民元の直接両替を実現したことを受けて、インドネシアも、インドネシア・ルピアと人民元の直接両替を考えている」と述べました。中国とインドネシアの国銀は通貨の直接両替について、枠組み協定に合意したとのことです。
ちなみに、2006年から、フィリピン、マレーシアとベラルーシなどは、人民元を外貨準備の通貨としてきました。また2010年末から、中国の銀行では、マレーシア・リンギットとロシア・ルーブルが人民元と直接両替できるようになりました。(翻訳:KH)暮らし・経済へ
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