アメリカのクリントン国務長官は15日、「NATO・北大西洋条約機構の加盟国はどのようにリビアの反対派に援助を提供するか協議している」と述べました。
ドイツの首都ベルリンでNATO外相会議に参加していたクリントン国務長官は会議終了後、「リビアの反政府派は、組織や資金、軍事など、多くの方面で援助を必要としており、NATO加盟国はこれについて熱心に討議した」と述べました。
2日間にわたって開かれた外相会議は15日、ベルリンで終わりました。会議の最も重要な議題はリビア問題で、各国の外相は、「共同で軍事的な攻撃をする一方で、非軍事的な手段を利用してリビアの指導者カダフィ大佐を政権から降ろす」ことで合意しました。
また各国の外相は、NATOからアフガニスタンへの防衛任務の移譲について討議しました。NATOのラスムセン事務局長は、「防衛任務の移譲は、逃亡ではない」と強調しました。一方、クリントン国務長官は、「2014年に防衛任務を引き渡した後も、アメリカは、そのままアフガニスタンに軍隊を駐留するかもしれない」と語りました。(翻訳:玉華)
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