タイのバンコクで開かれていた2011年国連気候変動国際会議作業部会の初会合は、8日夜、年内の議事日程について一致に達し、会合を終了しました。

　中国気候交渉代表団の蘇偉団長は記者に対して、「会議で採択された交渉議事日程は、きわめて妥当なものだと中国は見ている。それは『77ヶ国グループ＋中国』の提案を基礎に、『バリ・ロードマップ』の授権を反映すると共に、昨年、カンクン気候変動会議で達した合意をも反映している」と述べました。

　蘇偉団長は、「次の段階では、この議事日程に沿って、交渉と協議を行い、気候変動の緩和、環境適応、技術と資金などの問題について具体的な手配をし、『バリ・ロードマップ』を全面的に実行するために努力することだ」と述べました。

　次の会合は、6月6日ドイツのボンで開催されるということです。（翻訳：玉華）

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