エジプト代表団のムツ・カリル団長は会議後の記者会見で、「77カ国と地域の代表は、様々な準備作業に備えており、会議においても客観的かつ協力的な態度を示した。しかし、多くの先進国の代表は『カンクン合意』の一部のみの討議を希望しており、気候変動に対応する『バリ島ロードマップ』に至っては言及する意欲すらない」と語りました。
中国代表団の蘇偉団長は、「中国とその他の発展途上国の代表の態度は明確であり、つまり一日も早く議事内容を決定して、『バリ島ロードマップ』と『カンクン合意』に基づき、着実な交渉を行うべきだ。一部の国家は二酸化炭素の排出削減や、京都議定書の第二段階で定めた核問題などを避け、各々の関心問題についてのみの討議を望んでいる」と述べました。(万、中原) 国際・交流へ
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