EU・欧州連合の欧州委員会のバローゾ委員長は11日、「カンクン決議は法的拘束力のある世界気候行動枠組みの確立へ向かって重要な一歩を踏み出した」と評価しました。
バローゾ委員長は、「過去1年間、EUは国連気候変動多国間交渉プロセスを推進するため積極的に努力を払った。カンクン決議の達成は多国間交渉メカニズムが実行可能、かつ有効的なものだことを示している」と述べました。
EUのへーゼゴー気候問題担当委員は、「カンクン会議での困難な交渉は、法的拘束力のある世界的な気候協定に達するにはまだ長い道を歩まなければならないということも示している。したがって、各国は、自ら排出削減のための行動を起こし、今世紀中に全世界の気温の上昇幅を2℃以内に抑制するよう努力すべきだ」と述べました。(翻訳:玉華)
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