リビアの専門家アハラム氏は、このほど多国籍軍にいち早く攻撃をやめさせ、リビアの人々の苦痛を終わらせるよう、国連安保理と国際社会が努力するよう求めています。

　リビア東部に住んでいるアハラム氏は中国国際放送局の電話インタビューに答え、「西側の多国籍軍はリビア国民を虐殺しており、イラクで起きたことが今、リビアで再現されている。リビア西部の状況は少しましかもしれないが、リビア東部では、人々の日常生活がすでに反体制派と西側諸国の空襲によりずたずたにされた」と訴えました。

　統計によりますと、3月19日の夜、フランス、イギリス、アメリカがリビアに対して軍事攻撃を起こし、その空爆により百人以上のリビアの民間人が死亡し、数百人が負傷したほか、空港、港湾などのインフラも由々しい被害を受けました。（翻訳：Yan）国際・交流へ