日本の松本剛明(まつもと たけあき)外相は18日、中国の指導者と人民が日本の震災地に対して行った慰問と援助に感謝の意を表し、両国の戦略的互恵関係を充実させていきたいと示しました。
松本外相は19日、新華社通信の取材に応えて、日本で巨大地震が発生した後、中国の胡錦涛国家主席、温家宝首相らと人民が慰問の意を示したことに感謝を述べた上で、「中国は、震災地に国際救援隊を派遣し、多くの救援物資と義捐金を提供した。中国国際救援隊は大津波にさらされた岩手県の大船渡市で、懸命に救助活動にあたっている。心から感謝する」と述べました。
さらに、「日本と中国は一衣帯水の隣国である。両国関係は両国や域内ないし国際社会にとって非常に重要である」と述べ、「日中両国の戦略互恵関係を充実させ、中国と共に、アジア太平洋地域の平和と繁栄を維持していきたい。また、経済分野での協力も強化していきたい」という日本政府の立場を表明しました。(朱丹陽)特集:日本大地震へ
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