日本気象庁は昨日、11日午後に日本東北地方で発生したマグニチュード8.8の大地震は日本観測史上最大の地震と発表しました。中国地震ネットセンターの孫士鉱元首席予報員は昨日の記者会見で、「今回の日本地震のエネルギーは昨年発生したチリ地震のものとほぼ同じ。その破壊力は2008年に発生した四川大地震の20倍にもなる」とする分析しました。
また、同日昼すぎに雲南盈江で発生したマグニチュード5.8の地震と日本大地震との間の関係性について、中国地震ネットセンター予報部門の劉傑主任は、「この2つの地震に何ら関係はない。日本大地震は太平洋プレートと北米プレートの衝突によって発生し、雲南盈江地震は北米プレートとインドプレートが引き起こしたものだ」ということを示しました。
昨年以来、世界各国で地震や災害などが頻繁に発生し、人々は世界がこれからどうなっていくのかを心配しています。これに対して、中国地震ネットセンターの専門家は「現在把握している百年間の観測資料によると、地球は地震活発期に入っている。しかし長期的な地震観測をおこなうための資料に乏しいため、今後の状況は判断できない」と述べました。(馬ゲツ・新出)日本大地震へ
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