中国南部雲南省盈江で地震が発生したのを受け、中国地震局の陳建民局長は11日、記者のインタビューに答え、今後5年(第12次5カ年計画期間)内に、地震予測警報ネットワークを整備することを明らかにしました。
陳局長は「盈江では昨年12月ごろから小地震が相次ぎ、M4以上のものも3回あった。政府の勧告により、住民の一部がすでに避難していたため、それほど多くの死傷者を出さずにすんだ」と話しました。
また、陳局長は「中国では、日本のような迅速な警報システムが整っていない。今後5年間で、同じような体制確立に努めると共に、テレビによる情報伝達、列車の緊急停止、ガスの配送網や原発施設の閉鎖など、民間分野の情報化も進めなくてはならない」と述べました。(翻訳:コオリ・ミン)暮らし・経済へ
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