11日午後、日本の東北部で巨大地震と津波が発生しましたが、日本の宮城県は震災状況が最も深刻な地域となっています。北京で全国人民代表会議に参加している吉林省長春市の崔傑市長は、中国国際放送局日本語部記者に対して「長春市政府は、日本の地震発生の状況を知ってから直ちに、友好都市の仙台市政府に見舞いの電報を送った。私は長春市市民を代表して、仙台市民に弔意を示すと共に、できる限りの支援を行いたいと思っている」と述べました。　　

　崔傑市長はまた、「日本で地震と津波による大災害が発生したという情報を知り、本当に驚いた。特に、長春市の長年の友好都市、仙台市は被害が一番深刻で、心が痛む。被災地にいる仙台市民にお見舞い申し上げる。仙台市民に支援金を送るほか、一番必要な物資などを送りたい。仙台市民が今回の震災をいち早く乗り越え、復興作業が順調に進むことをお祈りする。昨日は、長春市政府から仙台市政府への電話がつながらなかったため、今朝もう一度仙台市政府に連絡することを指示した。今後は、仙台市の要望に応えて支援活動を行う」と語りました。

　なお、長春市は、1980年に仙台市と友好都市を提携しました。仙台市は長春市の初めての外国友好都市で、また、2002年3月には、長春と仙台の間の直行便も就航しました。（取材・写真：任春生） 日本大地震へ