国連のパン・ギムン事務総長は、国際女性デーを控えた7日挨拶し「女性は等しく教育および科学技術の成果を享受する権利を持つ。携帯電話やインターネットの普及により、女性は家族の健康と福祉面での問題を改善すると共に、所得の増加を通じ、搾取および尊厳を損なわれることから自分を守ることができる」と指摘しました。
パン事務総長は「国際社会は性別平等と女性の権利などの問題において大きな進歩を遂げてきたが、多くの国では女性は依然として二等公民とみなされている。多くの女の子は学校に行けず、自分を養う術がない。また、女性と児童は依然として家庭内差別やドメスティック・バイオレンスの被害者だ」と述べた上で、女性を十分かつ平等に公共及び個人の生活のあらゆる分野に参加させなければ、持続可能で平和かつ公正な社会を構築できないと指摘しました。
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