今年の「春運」（春節期間中の運輸）特別期間（1月19日～2月27日）、全長8358キロメートルにおよぶ都市間の高速鉄道網が旅客輸送の向上に大きく貢献しました。毎日1400本の高速列車により、帰省者、多くの旅行者は快適に目的地へ向かうことができました。

　今年、北京と上海を結ぶ京滬線や、ハルビンと大連を結ぶ哈大線などの高速鉄道が開通し、都市間を8時間で結ぶ高速鉄道網が形成されています。

　「中長期鉄道網計画」によりますと、2012年までに、わが国の鉄道の全長は11万キロメートルを超え、「四縦（京滬線、京港線、京哈線、杭福深線）四横（徐蘭線、滬昆線、青太線、滬漢線）」という8本の高速鉄道の開通により、環渤海や、珠江デルタ長江デルタ地帯などの経済が発達している地域では、高速列車の運行も始まります。

　第12次5ヵ年計画期間中、海口と南寧、昆明、ウルムチ、ラサ、台北以外に、北京から多くの大都市を8時間で結ぶという目標が実現すると見られています。（万、吉田）

暮らし・経済へ