イラン外務省のメフマンパラスト報道官は15日の記者会見で、「IAEA・国際原子力機関の天野之弥事務局長がイランの核計画に憂慮を表明したのは、『政治的な圧力』によるものだ」と語りました。
天野事務局長は14日、アメリカの新聞ワシントンポストのインタビューに「過去も現在も、イランの核材料は軍事目的に使うことができる」と答えました。
これに対して、メフマンパラスト報道官は「イランはNPT核兵器不拡散条約に基づき、平和的な核活動を行なっている。天野事務局長がIAEA理事会に提出した報告でも、イランの全ての核活動はIAEAの完全な監視下で行なわれ、平和目的に逸脱していないとされている」と強調しました。(万、大野)
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