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 安保理、スーダン南部住民投票の結果を歓迎

2011-02-10 12:06:25     cri    

 国連安保理は9日議長声明を発表し、スーダン南部の独立の是非を問う住民投票の結果に歓迎の意を表しました。中国の李保東国連大使は、スーダン民衆の意志と選択を尊重し、スーダンの平和プロセスのため、南北双方が払った努力を評価するとしました。

 スーダン情勢をめぐる安保理の会議で今月の輪番議長であるヴィオッティ・ブラジル国連大使は議長声明を読み上げ、「スーダン南部の住民投票の結果を尊重するよう」各理事国に呼びかけると共に、「7月9日以後、『独立国家として国際社会に参与する』ことを期待する」としました。

 中国の李保東国連大使はこの会議で「住民投票は『包括和平合意』を実施するための肝心な一歩であるが、ゴールではない。南北双方は、互いに理解し譲り合うという原則に基づき、対話と協議で懸案を解決し、『包括和平合意』を実行し、スーダンとその地域の平和と安定を維持するよう期待する」と示しました。

 スーダン南部の住民投票委員会が7日発表したところによりますと、98.88%の住民がスーダンからの分離を支持しました。7月9日に独立を宣言する予定です。(訳:FUYING)国際・交流へ

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