国連安保理の輪番議長であるブラジルのマリア・ルイサ国連常駐代表は7日、ニューヨークの国連本部で「安保理は、カンボジアとタイの国境問題に深い関心を寄せている」と表明したうえで、衝突を停止し、意見の不一致を穏便に解決するよう両国に呼びかけました。
また、ルイサ議長は「安保理は、カンボジアとタイの政府から武力衝突に関する書簡を受けており、会議を開いて関連問題を討議する」との考えを示しました。
カンボジアのフン・セン首相は6日夜安保理に書簡を送り、「タイのカンボジアへの侵略」を制止するよう求めました。また、タイのアピシット首相は、やはり7日安保理に送った書簡で、国境問題におけるタイの立場を述べ、「カンボジアがこの問題を国際化している」と指摘しました。(翻訳:Katsu チェック:大野)
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