中国の胡錦涛国家主席が21日、アメリカに対する公式訪問を終えましたが、各国の国際問題の専門家は、「今回の訪米では一連の成果を収めた」と高く評価しました。
ロシアの雑誌「極東問題」のダビドフ副編集長は「中米双方は、相互尊重、ウィンウィンの協力パートナーシップの共同構築を確認した。それは、アメリカが国際実務における中国の役割を認めたことを示している。中国は重大な地域問題と国際問題を解決する主要メンバーになった」と指摘しました。
シンガポール国立大学の薄智躍チーフ研究員は「今回の訪米は成功裏に行われた。双方による共同コミュニケは各自の意思を十分に表し、中米関係の各方面に及ぼし、今後10年ひいては20年間にわたる両国関係発展の枠組を見せるもので、指導性のある文書だ」と評価しました。
インドネシア「中国フォーラム」の余麦風座長は「今回の訪問は画期的な意義を持っている。中米両国の相互信頼は、世界情勢の安定した発展に深い影響を与えるだろう。両国関係の改善によって、アジア太平洋地域とASEANの発展が好循環へと導かれ、朝鮮半島問題の平和的な解決にも、良い基礎が築かれた」と述べました。(訳:FUYING チェック:小野)
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