中国の胡錦涛国家主席が18日から21日にかけてアメリカを公式訪問したことに対して、外国のメディアは引き続き高い関心を示し、連日、積極的に報道しています。
アメリカの新聞「華僑」は社説で、「中米は、共同で発表したコミュニケで、双方が全面的な互恵経済パートナーを構築すると表明した。これは、両国の首脳会談が経済貿易分野でおさめた大きな成果であり、両国の経済分野での協力が全面的且つ戦略的な特徴を持っていることの現れだ」としています。
米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」は、「胡錦涛主席の訪問期間中、両国の首脳は、共同の利益を繰り返し強調すると同時に、長期的に続く食い違いについての最小化にも努めた。さらに、両国関係に様々な問題が起きても、その中で安定した立脚点を見出せるように努力している」とみています。
フランスの「欧州時報」は、社説で胡主席の訪米について、「世界の安定化と発展に欠かせない成果を得た。中米関係の安定化は、世界の安定に関わり、両国の互恵共栄の実現も世界の多元化と互恵共栄に有利だ」と評価しました。
インドネシアの「国際日報」は、「胡錦涛国家主席の訪米は、歴史的な地平を切り開いた。中米コミュニケから、両国が相互尊重、互恵共栄といった協力パートナーの構築に努める姿勢が読み取れた」としています。
インドの日刊紙「ザ・タイムズ・オブ・インディア」は「世界の政治と経済の情勢が大きく変化している中で、胡錦涛国家主席の訪米が実施された。これは、世界各国にとって大きな意義を持っているに違いない。さらに、中国の国力と自信が強くなっていること、そして、アメリカが中国との協力の重要性を日増しに認識していることの表れでもある」と指摘しました。(朱丹陽)
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