シンガポールの各メディアは21日に、それぞれ、アメリカを訪問中の中国の胡錦涛国家主席とアメリカのオバマ大統領との会談について報道し、会談後に発表された『中米共同声明』の内容を高く評価しています。
シンガポールの新聞「聯合早報」は21日の紙面に、『中米関係、回復の見込み』と題した社説を載せ、「ホワイトハウスでの胡錦涛主席とオバマ大統領の会談は、両国の核心的利益における一部の意見の食い違いについては、根本的に解決できなかったが、『中米共同声明』の内容を見れば、両国指導者は両国関係および世界問題に関わる一連の重大な問題で重要な共通認識に達している。両国の指導者は共同声明の中で、『中米が協力を通じて、より安定し、平和で繁栄する21世紀のアジア太平洋地域の建設に努力していくべきだ』と強調している。アジア太平洋地域の国として、シンガポールは、今回の両国指導者の会談が鳴らしたシグナルはアジア太平洋地域にとって福音だと認める。中米両国が共に、人類社会の福祉の促進に努力し、世界範囲の平和を促進し、衝突を避けていくという新しい秩序は、大多数の国に歓迎されるだろう」と述べています。
また、シンガポールの各大手メディアは主要紙面で胡錦涛主席の今回の訪米の活動を連日報道しています。(翻訳:董燕華)
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