韓国の海洋警察庁は13日付けのプレスコミュニケで、「韓国と日本の海上警察の艦艇はこの日午後、両国間で争いのある独島（日本名『竹島』）の沖合いで、韓国の漁船が日本の排他的経済水域を侵犯したかどうかについて、調査を始めている」としています。

　コミュニケによりますと、韓国の漁船がこの日午前、独島から南東に向けて42海里を航行していたところ、日本海上保安庁の艦艇による追跡を受けました。漁船は韓国海域に戻った後で、警察に通報しました。通報を受けて韓国の海上警察が出動し、日本の海上警察と共に、調査を始めています。

　これに対して、韓国海上警察は、「仮に、漁船の違法行為が確認された場合、韓国側は関連法律に基づいて、可能な限り早急に処理する」との方針を示しています。

　これに先立ち、韓国の聯合ニュースは「韓国と日本の海上警察は、韓国の漁船が日本の排他的経済水域を侵犯したかどうかについて争いが生じたことを受けて、独島南東40海里で対峙している」と報道していました。（朱丹陽）

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