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 唐家セン、「平和、協力、発展は中日関係の3つのテーマ」

2011-01-11 21:00:09     cri    

 中国元国務委員、第5回中日友好21世紀委員会首席委員、中国人民外交学会の唐家セン高級顧問は11日、北京で「中日両国は平和、協力、発展の3つのテーマを成し遂げ、両国関係の安定した推進に取り組むことが必要とされる」と表しました。

 唐家セン元国務委員は中国人民外交学会、世界平和研究所の共同主催による第4回中日関係シンポジウムの開幕式で上記の内容を述べました。彼は「中日両国の間には政治的信頼の不足、国民感情の悪化、臨海紛争などの問題が依然存在する。特に釣魚島問題に向き合う際には、両国政府は共に大きな関心を寄せ、冷静に対応しなければならない。平和、協力、発展の3つのテーマを成し遂げ、両国関係の安定した推進に取り組むことが必要とされる」と指摘しました。

 日本国駐中国の丹羽宇一郎大使はスペシャルゲストとして、開幕式で「昨年11月の横浜での日中首脳会議などを経て、日中関係は改善・発展に向けて進み出したと認識している。両国の有識者がお互いに交流を深め、日中関係に対する理解を促進し、国民感情の改善の素地を作り出していく」という演説を発表しました。


(左から)日本国駐中国の丹羽宇一郎大使日本側の代表団長、世界平和研究所の大河原良雄常勤顧問中国外交部の胡正躍部長補佐

 日本側の代表団長、世界平和研究所の大河原良雄常勤顧問はCRI記者の取材を受けて、「冬が来れば、春が来る。夜が明ければ、朝が来る。互いに黙って、或いは何もしないでいれば、いつまでも冬の状態が続いていくかもしれない。冬を終えて、春が早く来るような努力をしなければならない。そういった点においては、我々の考えは一致していると思う。2011年は、中日関係を深めていくという基本的な方針に沿って、一歩一歩と進んでいれば必ず問題を解決できるだろう」と前向きな姿勢を示しました。(文章:キョウヘイ 撮影:路カン 翻訳:陳博)

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