中国の胡錦涛国家主席は22日北京で、香港特別行政区の曾蔭権行政長官とマカオ特別行政区の崔世安行政長官とそれぞれ会談し、これまでの1年間の両長官の職務報告を聴取しました。
胡主席は曾蔭権行政長官と会談した際、「これまでの一年間、香港経済の回復は勢いを保ち、住民生活の改善と保障に重点を置いた。2012年行政長官と立法会選挙法改正案が全人代に採択されたことは、「基本法」に基づく香港政治の発展をすすめた。中央政府は香港特別行政区と行政長官がこれまで遂げた成果を高く評価する」と語りました。
一方、胡主席は崔世安行政長官と会談した際、「これまでの一年間、崔世安行政長官は『協調のとれた発展、調和のとれた共栄』という理念を持ち、法に基づき特別行政区政府の行政を順調に進めた」と評価した上で、「特別行政区政府はこれからも、住民生活の改善と保障、経済の多角化と発展の推進、調和のとれた社会の安定に力を入れることを期待している」との考えを示しました。(万、吉野)
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