中国の胡錦涛国家主席は10日北京で、中国訪問中のキャメロン首相と会談し、「中英双方は21世紀の世界的視野と戦略的高所に立ち、両国関係を作っていかなければならない」と表明しました。
胡主席は、「中英は互いに重要な戦略的協力パートナーとして、互いの発展を良いチャンスととらえ、新しい成長スポットを見出し、ニューエネルギー、ニューマテリアル、省エネと環境保全などの分野における協力を強化し、共同発展を実現していくべきだ」と話しました。
さらに、「保護主義への反対、ドーハラウンド協議、国際金融新秩序の確立などの問題において、中英双方は、特に共通認識を有しており、コミュニケーションと協調を強化し、外に向かって共通した声を出し、良好な貿易環境と合理的な国際金融秩序の建設を推し進めていくべきだ。双方は相互尊重の原則に従い、二国間関係の微妙な問題を妥当に処理し、中英関係が終始正確な方向に向かって発展していけるよう確保していかなければならない」と強調しました。
これに対して、キャメロン首相は「中英双方は、それぞれ相手国の選んだ道を尊重し、ハイレベル対話を展開し、政治の相互信頼を強めていかなければならい。英中関係は、共通の利益を基礎に、エネルギー、環境、医薬などの分野での協力を拡大していくべきだ。イギリスは中国と共に保護主義に反対し、ドーハラウンドの協議が進展を得られるよう共に努力していきたい」と語りました。(翻訳:Yan、大野)
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