20日の夜、北京で、今回が初となる「在京国際組織新年会」が行われました。北京市常務委員会の梁偉委員、北京市の程紅副市長らが出席しました。今回の新年会は北京市民間組織交流協会が主催したもので、国連児童基金会中国駐在所、世界自然保護基金会などおよそ40の在京国際機構の関係者ら、150人が出席しました。
歓迎の意を伝える北京民間組織国際交流促進会の黄承祥会長
日本国自治体国際化協会北京事務所の滝口達弘さん |
新年会に参加した日本国自治体国際化協会北京事務所の滝口達弘さんは「以前はこういう機会があまりなかったので、新年会に参加できて、本当に嬉しい。できれば、仕事で関係のある業界の方々と交流することができれば、もっと嬉しい」と感想を述べました。
会場の外では、北京写真展と伝統芸術展が開かれました。訪れた外国人たちは「面人(小麦粉で作った人形)」、「糖人(飴で作った人形)」、「窓花(窓に貼る切り紙)」などの北京の伝統手工芸を興味津々の様子で見入っていました。21歳のアブドエルカリムさんはエジプトのカイロにある大学で中国語を勉強し、現在は、北京第二外国語大学に留学しています。「窓花」を初めて見たアブドエルカリムさんは、「『窓花』はエジプトにはありません。中国の伝統芸術は本当にすごい」と感動した様子でした。
「窓花」の製作過程を興味津々で見つめるアブドエルカリムさん |
再現された昔の北京っ子 |
また、新年会では、女性による太鼓パフォーマンス、民間音楽、京劇などの中国的な演芸が披露されました。
国際機構の代表者たちが京劇に挑戦
尚、日本からは、北京に拠点を置く、日本国際協力機構中国事務所(JICA)、日中経済貿易センター、北京日本文化センター、日本国際貿易促進協会北京事務所(JTRO)、日中経済協会北京事務所、日本科学技術振興機構北京代表処が出席しました。(取材:陳博 一部写真協力:チャイナネット 陳琛) 国際・交流へ
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