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 2010年海峡両岸中山フォーラム、開催

2010-12-17 14:35:50     cri    

 「中山精神を発揚し、共に中華を振興しよう」と題する2010年海峡両岸中山フォーラムが16日、大陸の広州で開幕しました。出席者は、中山(孫文)精神を発揚することは両岸関係の平和な発展、中華民族の偉大な振興にプラスとなると一致して認めました。

 孫中山先生は中国民主革命の偉大な先駆者であり、海峡両岸の同胞が共に尊敬する民族英雄でもあります。「中華を振興し、民族を復興する」ことは、孫中山先生が生涯をかけて奮闘した目的であり、思想の核心でした。中国国務院台湾事務弁公室の王毅主任は、フォーラムの開会式で、「両岸の同胞は孫中山先生の教えを銘記し、中華の振興を自らの任務として、全民族の立場に立って、両岸関係の未来を考えるべきだ。そして、歴史的な恩讐を超えて、相互理解を深め、意見の相違を適切に処理していくべきだ。また、各分野における互恵協力を強化し、両岸関係の方向性をしっかりと把握し両岸関係が平和に向かって良好に発展するようにしていくべきだ」と述べました。

 中国国民党の蒋孝厳副主席は、この見解に同意し、「両岸は長年分かれていたが、中華民族の偉大な復興を実現させる中で、最大の努力を払って、祖国の平和統一を実現するべきだ。両岸は長期にわたって分離していたが、共通の歴史と文化を擁している。歴史は民族の根であり、文化は民族の魂である。これを踏まえて、私たちは共に努力し、中山先生が定めた目標を目指して勇敢に前進し、自ら絶えず努力し、未来を切り開き、中華民族の偉大な復興を求めていくべきである」と述べました。

 この3日間にわたるフォーラムは両岸中山大学、広東省海峡両岸交流促進会、台湾中華文化経済発展学会の共同主催によるもので、孫中山思想の研究に携わる両岸の学者200人余りが出席しています。(翻訳:董燕華)

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