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国連ミレニアム開発目標実現まで長い道程

2010-09-21 16:54:33     cri    

























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 国連のミレニアム開発目標ハイレベル会議は20日からニューヨークの国連本部で開催され、温家宝中国首相を含む140人の国家元首と政府首脳が出席しました。3日間の会議期間中、出席者らは、目標実現の進捗状況を振り返り、現在直面している問題を分析し、具体的な戦略と行動を検討し、2015年までに8つの目標を実現させるよう話し合っています。

 第65回国連総会のダイス議長は、20日の会議で、世界各国、民間団体、個人に対し、より緊密な協力を通じて貧困や飢饉、疾病の撲滅に力を尽くすよう呼びかけるとともに、ミレニアム開発目標の実現が全世界の協力システムの樹立が必要だと強調しました。

 国連のパン・ギムン事務総長は、挨拶で「2000年にミレニアム開発目標が確立されてから実質的な成果を収めているものの、世界各国の発展が依然として不均衡で、より努力しなければならない」と語りました。

 国連の『2010年ミレニアム開発目標報告書』によりますと、一部の経済が立ち遅れている国、内陸の発展途上国、島国、衝突の被害を受けているあるいは混乱を脱出したばかりの国、気候変動の影響を受けやすい国にとって、厳しい課題に直面しているということです。

 また、世界的範囲の金融危機と経済危機は、目標の実現に支障を与えています。国連の最新報告書によりますと、最も援助を必要とする地域では、まだ200億ドル相当の援助資金が不足し、アフリカでは160億ドルが必要だということです。

 さらに、貧困国を目標とする債務削減計画が終わりに近づいているものの、債務問題はまだ解決していません。これを受けて、国連は、より柔軟なやり方を考え、債務削減の計画を延長し、経済危機に誘発された主権債務問題の解決に新たなシステムを作るよう提案しました。

 しかし、その一方、世界最大の発展途上国である中国は、貧困と飢餓人口の50%削減、初級教育の普及、児童死亡率の引き下げなどの目標を繰り上げ実現しました。これまでの20年間、中国は世界貧困人口の70%を削減しました。それとともに、中国は、貧困発展途上国への援助を拡大し続けています。2009年年末までに、中国は、120の発展途上国に経済技術援助を提供し、30余りの国際あるいは地域機構に援助金を提供しました。

 パン・ギムン事務総長は、このほど、中国メディアの取材を受けた際、「ミレニアム開発目標の実現には、中国政府と人民の全面的な参与と支持を必要とする」と語り、「中国と77カ国グループとの間の経済援助は南南協力に手本を示している。温家宝首相と、この協力方式の強化およびいかに中国と国連の協力を深めていくかについて意見を交換したい」と強調しました。

 ミレニアム開発目標の実現には、国際社会が開放的、協力的かつ責任を持って協力することが必要です。今後5年間で目標が実現できるかどうかは、各国首脳の会議での政治的願いのほか、世界的な協力パートナーシステムの樹立、及び各国の着実な行動にかかっていると見られています。(翻訳:李軼豪)

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