中国の習近平副主席は18日に北京で、「中国は、高度な責任感をもち、気候変動に対応していく」と強調しました。

　これは、習近平副主席が北京各界の代表、青少年らと共に全国科学普及デーのイベントに参加した際、述べたものです。習近平副主席は「気候変動は人類の生存と発展に深刻な影響を与えている。中国の工業化や都市化が急速に進んでおり、環境による圧力が非常に大きい。2006年から2010年までの省エネと排気ガスの排出削減の目標を実現するために、経済発展の方式転換と経済構造の調整を速める。また、低炭素技術の研究開発と普及を急ぎ、全国民の省エネと排気ガスの排出削減を進めていく」と述べました。

　なお、今年の全国科学普及デーは「エネルギー資源の節約、生態環境の保護、安全と健康の保障」をテーマとして行われました。（Katsu/吉野）