7月27日午前、中華慈善総会の北京本部で、青海玉樹地震被災地への復興援助に関する備忘録が調印されました。これで、中華慈善総会及び各地方支部が募集した23億元の義捐金は、これからの青海玉樹震災地再建の諸プロジェクトに使うことが決まりました。
調印式の様子
備忘録によりますと、このうちの8億元は被災地住民住宅、8億元は現地の学校などの教育施設、4億元は公共施設、2.5億元は農村部と牧場地域のインフラ施設の建設に、残りの5千万元は生態環境プロジェクトに使う予定です。
サインをした範宝俊会長と張光栄副省長
備忘録の調印式に出席した中華慈善総会の範宝俊会長によりますと、中華慈善総会は、今回青海玉樹被災地の再建のために、最も多く義捐金を寄付した民間団体です。範会長は席上、改めて、社会全般、特に義捐金を寄付した人々の監督を歓んで受け入れることを強調しました。
これに対して、青海省の張光栄副省長は席上、青海玉樹被災地の再建に援助してくれた人々に感謝の意を表し、「これらの義捐金を約束通り必ず被災地の再建プロジェクトに有効に使う」との決心を語りました。張副省長はまた、「現在、青海玉樹再建の工事は順調に進んでおり、特に住民住宅の再建に関しては、地震で大きな被害を受けたチベット族の集住地である甘達村と禅古村の再建はほぼ完成した」と紹介しました。(取材:トウ 徳花 陳博)
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