張洹さんは、四川大地震で破壊された列車の残骸を買い取り、それを芸術品に仕上げたということです。これに対して、張洹さんは次のように話していました。"私は'歴史の目撃者'である重要で、記念意義のあるこの列車は保存されるべきだと思いました。世界の人々が前だけに目を向けている今、私は記憶を残すことはいっそう重要であるように思います。"
2008年5月12日、四川大地震が発生した際、この貨物列車は丁度、甘粛・四川及び陝西省境のトンネルを走行中でした。食料と燃料で満載だった列車は山中に閉じ込められ、引火しました。張洹さんはこの列車の残骸の一部分を購入し、上海にある自らのアトリエに移動し、それを修復しました。
今回の個展では、入場料の一部を被災後の再建活動に寄付する予定だということです。(翻訳:松江)
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