WHO・世界保健機関とIOC・国際オリンピック委員会は21日、スイスのローザンヌで、生活習慣病など非感染性の病気を減らし、健康的なライフスタイルを普及させるための協力文書に調印しました。
WHOのマーガレット・チャン事務局長は「人類にとって心臓病やガン、それに糖尿病など非感染性の病気は最も危険であり、これらの病気を予防し、治療することは21世紀における課題の1つとなる」と指摘しました。
IOCのロゲ会長は「世界中の人々が健康的なライフスタイルで、スポーツに参加するよう期待している」と述べました。
WHOの統計によりますと、世界では非感染性の病気による死亡者数は年間およそ3500万人に達し、そのうちおよそ900万人が60歳未満で亡くなっているということです。また運動不足は、4番目の死亡原因となっています。(鵬)
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