WHO・世界保健機関が2日に発表した最新データによりますと、新型インフルエンザの感染者は1万8965人に達し、64の国と地区に拡大しているということです。この日、WHOの福田敬二事務局長補代理は、「新型インフルエンザの感染は全世界に拡大している恐れがある」と語りました。

　福田代理は「一部の国では、海外渡航による新型インフルエンザの感染例があるものの、国内での二次感染例も現われている。WHOは感染情況を注視しており、警戒レベルの引き上げを真剣に考えている」と語りました。

　2日、ルクセンブルグは国内で初めての感染例を報告しました。また、エジプトも2日、エジプト国内で初めての感染例を報告し、アフリカで初の感染例でもあります。

　フランスの保健機関は2日、「フランスで初の二次感染例を発見した」と報告しました。（０６／０３　翻訳者：Lin　チェッカー：吉田）