WHO・世界保健機関のマーガレット・チャン事務局長は24日ジュネーブで、「毎年、心臓病や脳卒中、糖尿病、癌、慢性呼吸器疾病という4種類の非伝染性疾病によって死亡した人は約3500万人となっているが、そのうち2800万人は発展途上国の国民である。非伝染性疾病は発展途上国に与える負担は日増しに厳しくなっている」と明らかにしました。
これは、マーガレット・チャン事務局長がWHOによる第一回非伝染性疾病ネットの世界フォーラムで述べたものです。また、マーガレット・チャン事務局長は「富裕層がかかりやすいと見られる非伝染性疾病は現在、低収入の人々にも大きな影響を与えている」と語りました。
マーガレット・チャン事務局長は「老齢化や企画性不足による都市化の加速、不健康なライフスタイルは世界的な流れとなっている。発展途上国の衛生システムが弱く、薬品と関連資金が不足なので、非伝染性疾病への対応能力が弱まっている」と強調しました。(Katsu/Kokusei)
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