中国法学界が21日に発表した「中国法治建設年度報告(2009)」は、2009年末までに、中国が「環境保護法」や「海洋環境保護法」、「エネルギー節約法」など30を超える環境関連法を制定し、中国で立法プロセスの最も速い分野となっていることを明らかにしました。
中国最初の環境法は末端での処理を主張していましたが、1999年、「海洋環境保護法」の修正をきっかけに、始源から末端まで全過程での汚染処理を重視するようになりました。2002年、中国は「環境影響評価法」を打ち出し、環境保全における汚染源の規制を強化するようになり、2007年に修正した「エネルギー節約法」と2008年に修正した「水汚染処理法」で、環境保全目標の完成状況を地域政府と関連責任者の評価内容にすることを明確にしました。さらに、2008年に採択された「循環型経済促進法」で、環境を保全し資源を合理的に利用する中で全社会の役割を果たしていく内容を加えました。(翻訳:ヒガシ)
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