カザフスタンを訪問中の胡錦涛国家主席は12日午後、カザフスタンの首都・アスタナでカザフスタンのマシモフ首相と会見しました。

　胡錦涛国家主席はその際「中国とカザフスタンとの実務協力にはしっかりとした基盤があり、大きな潜在力と明るい未来を持っている。双方は貿易と経済協力の強化に有利な条件を作り、エネルギー分野での協力を積極的に推進し、風力エネルギー、太陽エネルギーなどのクリーンエネルギーの開発と利用分野の協力をすすめ、また、現代化した農業の協力拡大に取組むべきだ」と述べました。

　マシモフ首相は胡錦涛国家主席のカザフスタン訪問に歓迎の意を表した上で、「胡主席の訪問は両国関係をより高いレベルに引き上げた。カザフスタン政府は両国の元首が達した認識事項をしっかりと実施していく」と述べました。（翻訳：ＨＵＡＮＧＪＩＮＧ）