新華社通信によりますと、上海協力機構首脳理事会第10回会議は11日、ウズベキスタンの首都タシケントで、国際と地域にわたる重大問題についての宣言を発表しました。宣言では、共に世界金融危機に対応し、その悪影響を軽減させることは上海協力機構が関心を寄せる重大な問題だと強調しました。

　宣言は、「加盟国の経済発展を推進し、大いにイノベーションを行って各国が平等に重大な国際問題の意思決定にかかわることを保障する。国際と地域の協調が危機克服の重要な保障だ。上海協力機構は貿易・投資の便利化を図り、地域内および地域間の交通、通信インフラプロジェクトの共同開発を促進し、加盟国の経済競争力を引き上げる」としています。（訳：恂、チェック：金井）