カザフスタンのナザルバエフ大統領の招きに応じ、中国の胡錦涛国家主席は現地時間の11日夜特別機でアスタナ入りし、カザフスタンに対する公式訪問を始めました。

　空港ではカザフスタンのマシモフ首相らが胡錦涛主席一行を迎えました。胡主席は空港でステートメントを発表し、「国交樹立18年来、中国とカザフスタンの関係は良好な発展の勢いを保っている。政治や経済貿易、エネルギー、安全、人的交流など各分野での協力は著しい成果を収めた。両国は互いに関心を持つ重要かつ敏感な問題で支持しあい、国連や、上海協力機構、アジア相互協力信頼醸成措置会議（ＣＩＣＡ）など多国間協力の枠組の下で、緊密に協力し、両国の国民に確実な利益をもたらすと共に、地域の平和、安定と発展を促すために積極的な役割を果たした」と述べました。

　訪問期間中、胡主席はナザルバエフ大統領と会談するほか、カザフスタンの議会や政府の指導者とも会談し、両国関係の発展の見通しや将来の発展方向を展望すると共に、共に関心を持つ重要な国際問題や地域問題について掘り下げた意見交換を行うことになっています。（翻訳：ＺＨＬ）