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上海協力機構と上海協力機構サミット

2010-06-11 14:57:55     cri    

 上海協力機構SCOは、中国、ロシア、カザフスタン、キルギス、タジキスタンからなる「上海五カ国」会合メカニズムから発展したものです。

 2001年6月14日ウズベキスタンが加盟し、翌日の15日、初の6ヵ国首脳会談が行われました。会談は「上海協力機構成立宣言」を発表し、上海協力機構として正式に発足しました。加盟国が占める面積はおよそ3018万キロにのぼり、ユーラシア大陸面積の5分の3を占めています。人口は15億、世界人口の4分の1を占め、オフィシャル言語は中国語とロシア語です。

 北京にある事務局とウズベキスタンの首都タシュケントにある地域反テロ機構は、常設機構になっています。また、首脳理事会は最高政策決定機構で、機構内のあらゆる重大問題について政策決定を行い、指示します。年に1回行われます。上海協力機構の主旨は、加盟国間の相互信頼と善隣友好関係を強化すること、政治、経済、科学技術、文化、教育、エネルギー、交通、環境保護などの分野で効果的に協力すること、地域内の平和と安定を維持すること、民主、公正、合理的な国際政治、新しい経済秩序の構築を推し進めることです。

 2004年から、オブザバーシステムが導入され、現在はモンゴル、パキスタン、イラン、インドがオブザーバー国として受け入れられています。このほか、機構は国連、ASEAN・東南諸国連合、独立国家共同体CISを含む国際または地域の機構とも密接な連携を保っています。(朱丹陽)

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