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世銀、2010年の中国経済成長率、9.5%と上方修正

2010-06-10 11:27:37     cri    

 世界銀行は10日「2010年世界経済見通し」を改定し、2010年、中国経済の成長率は9.5%に達すると予測し、改定前より0.5ポイント上方修正しました。

 報告の改訂版は、依然として、中国経済が世界経済特に、東アジアと太平洋地域の経済回復を牽引する中で果たした役割を強調しました。その予測によりますと、2010年、東アジアと太平洋地域の経済成長率は前年比8.7%に達します。しかし、中国経済による影響を除けば、その成長率は5.8%に下がります。

 報告は「中国政府が打ち出した大規模な経済刺激策は、中国ひいては地域の経済回復を促す主な原動力となった。政府の主導によるインフラ整備及び消費刺激策などは、経済成長率をおよそ6ポイント押し上げた。これと同時に、投資プロジェクトによる輸入の増加も東アジア地域にある中国の貿易パートナーに利益をもたらした」と指摘しています。

 報告はまた「政府主導の投資プロジェクトの減少、貿易成長率の鈍化、及び資本の流入などにより、流動性が高くなり、貨物や資産の価格に圧力をかけることになる」とし、これらの要素を考えた上で、2011年と2012年の中国経済の成長率が8.4%ぐらいになるだろうと指摘しています。(翻訳:ZHL)

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